‐factory movie-

‐手仕事から生まれるmiyamaの器‐

miyamaの器づくりのそれぞれの職人のしごと毎にご紹介します。


‐作り方①- 排泥鋳込成形工程:器の形を作る工程。主にポットや花器などの中空の器を作る。型と言う言葉の響きとは異なり、産業の成形工程の中では最も手仕事による作業が多く、職人の手わざで器の仕上がりが決まるmiyamaを代表するものづくりの工程。

→排泥鋳込成形で作られた茶器「LKL_tea ポット」


‐作り方②- 圧力鋳込成形工程:器の形を作る工程。主にプレートやボウル、カップなど定番の器を作る。器の形の空洞がある石膏型に泥状の白磁土を圧力をかけて注入し成形する為、丸型だけでなく、四角や楕円、仕切り皿など様々な形の暮らしに適した器を形作る。

*動画は後日掲載予定です。

→圧力鋳込成形で作られた楕円のお皿「racca ポワソン皿」


‐作り方③- 釉掛け/施釉(せゆう)工程:器に色をつける工程。800℃程度で素焼きをし吸水性を残した状態に仕上げた器に釉薬というガラス質などを調合した液体を施し、その後焼成する事で発色する。器の形の合わせた方法で均質に仕上げなければ色ムラなどが生じる。動画では5つの形へのそれぞれの施釉方法をご紹介。

→釉薬の色合いが特徴的な器「つどい鉢」


‐作り方④- 釉薬銅版下絵付け技法:器に柄をつける工程。約150年前、岐阜県瑞浪市の里泉焼が日本で初めて試みた地域由来の技法。和紙に印刷された絵柄を筆と水を使って器に写しとる。手間のかかるクラッシクな技法だが絵柄の顔料と釉薬が焼成時に溶けあいやきものらしい柔らかな表情となる。深山を代表する絵付け技法

→この技法をもとに顔料を研究し新たな質感となった器「sasasa」


‐作り方⑤- 染呉須絵付け技法:器の一部に色を施す工程。塩化コバルトという浸透性のある顔料の濃度を調整しながら器の外側に彩色すると焼く際に内側まで染み込み表裏一体の仕上がりとなり心地よいグラデーションを生じる。

→染呉須技法による器「en」*深山食器店ページに移動します。


 

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